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ビタミンＣ誘導体と化粧水
市販されている化粧水の中には、ビタミンＣ誘導体を配合したものも多く見られます。しかし、実際のところ、そういった化粧水にはどのくらいのビタミンＣ誘導体が含まれていることになるのでしょうか。
実は、一般的に市販されている化粧水の中には、ビタミンＣ誘導体が２％以上配合されているものはないのです。これは、化粧品には規制がかけられているからです。
油溶性ビタミンＣ誘導体が配合されている化粧水と、水溶性のビタミンＣ誘導体が配合されている化粧水を比べてみると、一般的には油溶性ビタミンＣ誘導体配合した化粧水の方が値段が高いようです。しかし、値段が高いだけあってその効果も高いものがあり、化粧水を塗るだけで肌のバリア機能をすり抜けて行き、真皮までじっくりと浸透していくようです。
この油溶性ビタミンＣ誘導体が配合された化粧水は、乾燥肌や敏感肌の人などに適しています。また、スキンケアになかなか時間をかけることが出来ないという人にも良いでしょう。
その一方で、水溶性ビタミンＣ誘導体が配合されている化粧水というものは、肌の表面には効果が期待できますが、皮膚のバリア機能を破ることは出来ないようです。したがって、単に塗っただけでは油溶性ビタミンＣ誘導体が配合された化粧水みたいに、皮膚の奥底まで浸透することは不可能です。
しかしながら、イオン導入という方法を使えば、その浸透率を30倍〜100倍にすることが出来ます。現在では自宅で出来るイオン導入器もあるようですから、自分でイオン導入を試してみても良いでしょうね。
ビタミンＣ誘導体の美容効果